
「リンパマッサージって、実際どれくらい稼げるの?」
これはリンパマッサージを仕事にしようと考えている多くの皆さんが気になるところでしょう。
ただ、この仕事はかなり特殊で、雇われで働くのか、業務委託なのか、独立するのかによって収入差が大きく変わります。
今回は、リンパマッサージ師・リンパ療法士の給料や年収の目安を、できるだけ現実的にまとめていきます。
リンパマッサージ師の給料の目安
まず、エステサロンやリラクゼーションサロンなどで勤務する場合、収入の目安は次のようになります。
| 働き方 | 月収の目安 | 年収の目安 |
|---|---|---|
| 正社員 | 20〜30万円前後 | 250〜400万円前後 |
| パート・アルバイト | 時給1,000〜1,500円前後 | 100〜250万円前後 |
| 業務委託 | 歩合制が中心 | 実力・勤務時間による |
| 独立・開業 | 売上から経費を引いた金額 | 300〜600万円以上も可能 |
もちろん地域や店舗、経験年数によって差はありますが、未経験から始める場合は、最初から高収入を狙うというよりも、技術と信頼を積み重ねながら収入を伸ばしていく仕事と考えた方が現実的です。
リンパマッサージの仕事では、正社員だけでなく、業務委託や歩合制で働くケースもあります。
歩合の割合は店舗や契約内容によって変わりますが、一般的には売上の40〜60%前後がひとつの目安です。
サロン勤務の場合は安定しやすい
サロンに就職する場合、毎月の給料があるため、収入は比較的安定しやすくなります。
また、自分で集客をする必要が少ないため、施術経験を積みたい方にとっては大きなメリットがあります。
一方で、サロンによっては、そのお店独自の施術方法や接客ルールに合わせる必要があります。
学んだ技術をそのまま使える場合もありますが、店舗の方針に合わせて施術内容を調整することもあります。
業務委託は実力次第で差が出やすい
業務委託の場合は、固定給ではなく、売上に対する歩合で収入が決まるケースが多くなります。
そのため、指名が多い人やリピートが取れる人は収入を伸ばしやすい一方で、予約が少ない時期は収入が不安定になりやすい面もあります。
業務委託は、ある程度経験を積んでから選ぶ方が安心です。
高歩合でも注意が必要
求人の中には「歩合70%」など、高い歩合率を打ち出しているところもあります。
ただし、高歩合の場合でも、次のような条件があることがあります。
- 最低保証がない
- ベッド代や材料費が差し引かれる
- 広告費やシステム利用料がかかる
- 指名料の扱いが店舗によって違う
- 予約が少ない日は収入が下がりやすい
そのため、歩合率だけを見るのではなく、実際にどれくらい予約が入るのか、経費が引かれるのか、最低保証があるのかまで確認することが大切です。
指名やリピートが収入に直結しやすい
リンパマッサージの歩合制では、指名やリピートが収入に大きく関係します。
同じ時間働いていても、指名が多い人、リピートされる人は収入が伸びやすくなります。
- 施術後の満足度が高い
- 説明がわかりやすい
- 安心して身体を任せられる
- その人に合わせた施術ができる
- またお願いしたいと思ってもらえる
リンパマッサージは、ある程度の流れや順番が決まっていることも多く、外から見ると「どこも同じような施術」に見えることがあります。
リンパ施術は、こうした細かな気遣いや説明力、人としての安心感が大きな差につながっていきます。こうした積み重ねが、歩合制ではそのまま収入の差につながります。
だからこそ、長く選ばれる施術者は、「ただ手順をこなす人」ではなく、相手の身体や気持ちを見ながら施術できる人なのだと思います。
独立すると年収の幅は大きく広がる
リンパマッサージ師・リンパ療法士として独立した場合、年収の上限はかなり変わります。
自宅サロンや小さなマンションサロンから始める方も多く、比較的小さなスペースでも開業しやすいのが特徴です。
| 独立スタイル | 収入の目安 |
|---|---|
| 副業・自宅サロン | 月3〜50万円程度(営業日数にもよります) |
| 小規模サロン | 年収300〜600万円前後 |
| 人気サロン | 年収800万円以上を目指せる場合も |
ただし、独立すれば必ず稼げるわけではありません。
独立後は、施術だけでなく、集客・接客・予約管理・ホームページ・SNS・リピート対策なども自分で行う必要があります。
独立すると歩合はないが、経費も自分で負担する
独立した場合、サロンに支払う歩合はありません。
そのため、売上だけを見ると収入が大きく見えますが、実際には家賃・広告費・タオル代・ベッド代・光熱費・税金などの経費がかかります。
つまり、独立後は売上から経費を引いた金額が実際の利益になります。
「売上が高い=そのまま収入が高い」というわけではないため、開業する場合は現実的な収支計画も必要です。
年収を上げるために大切なこと
リンパマッサージの仕事で収入を上げていくには、単に手順を覚えるだけでは不十分です。
大切なのは、お客様の身体を見て、考えて、説明できる力です。
- 技術を継続して学ぶ
- 身体の仕組みを理解する
- お客様にわかりやすく説明できる
- リピートにつながる信頼関係を作る
- 安全性を考えて施術できる
特に、むくみ・冷え・疲労感・自律神経の乱れなどは、生活習慣や体調とも関係します。
そのため、ただ流すだけではなく、相手の状態に合わせて施術を考えられる人ほど、長く選ばれやすくなります。
40代・50代からでも目指せる仕事
リンパマッサージやリンパケアの仕事は、40代・50代から学び始める方も少なくありません。
年齢を重ねていることが、必ずしも不利になるわけではありません。
むしろ、人生経験や落ち着いた接客、相手への気配りが強みになることもあります。
- 家族のケアに活かしたい
- 介護や看護の現場で役立てたい
- 今の仕事にリンパケアを取り入れたい
- 将来的に自宅サロンを始めたい
このような目的で学ぶ方も多く、必ずしも最初から開業を目指す必要はありません。
高収入をうたうスクールには注意
「短期間で高収入」「すぐに月収100万円」などの言葉には注意が必要です。
リンパマッサージの仕事は、人の身体に触れる仕事です。
安全に施術するためには、手技だけでなく、身体の仕組みや注意点を学ぶことも大切です。
収入だけを前面に出しているスクールよりも、施術の考え方・安全性・実践力をきちんと教えてくれるところを選ぶ方が、結果的に長く続けやすくなります。
まとめ
リンパマッサージ師・リンパ療法士の給料や年収は、働き方によって大きく変わります。
- サロン勤務は安定しやすい
- 業務委託は実力や予約数で差が出る
- 独立すると収入の幅は広がる
- ただし、技術だけでなく集客や接客も必要
- 長く続けるには、信頼される施術者になることが大切
リンパマッサージの仕事は、簡単に高収入を得られる仕事ではありません。
ですが、きちんと学び、経験を積み、信頼を重ねていけば、年齢に関係なく長く続けられる仕事でもあります。
「人に喜ばれる仕事をしたい」
「家族や身近な人のケアに役立てたい」
「将来的に自分のペースで働ける技術を身につけたい」
そう考えている方にとって、リンパケアはとても価値のある学びになるはずです。
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